リフォーム訪問販売

| コメント(0) | トラックバック(0)
「リフォームしませんか?」

 と突然たずねてくる、「飛び込み」と言われるセールスをする業者には注意しましょう。
 このような業者は施工または管理をせず、 営業で利益をあげるブローカー的業者がほとんどなのです。
 屋根や外壁の塗装など、外からみてわかる部分のリフォームを勧める業者が多いのが特徴です。 またテレビなどで宣伝してる業者が多いのも特徴です。(テレビでCMしてるから大丈夫という訳ではないんです。
莫大なCM料を回収するために、荒稼ぎ?ホント...残念ながら) この手の業者の営業マンは、 建築の知識も浅い人が多のです。会社の求人広告をみればわかりますが、「建築経験不要」と書かれています。
歩合制で売上100万円につきいくら という風に給料が決まりますから、何が何でも売れれば良いという人間がほとんどです。 当然この営業マンの給料分も工事費に上乗せされているはずなので、 割高なリフォームなることは当然想像できる事です。
この手の言葉はちょっと危険。
 建築業界は近年なみなみならぬ不況が続いています。不況が続くからこそ、仕事をとりたい、業界の人間なら 誰しも思う事。
でも安価な工事費でお客様を引き寄せる事は可能ですが、実際、工事には、その工事に見合った 経費が 絶対にかかります。極論ですが、経費を下げれば、工事の質も自然と落ちてしまうという事につながるのです。
 もちろん、経費が高ければ高い程、良い、というのではもちろんありません。 ただ、かかる経費を、『今月中に決めて頂ければ、半値にします』、と、そんな安易には下げられないと いうのを、覚えていて下さい。
半値にできるのは、最初から半値にされても大丈夫な定価をつけているからなのです。
このような業者は現場の施工管理は下請けの業者任せと言うケースが ほとんどで トラブルも多く要注意です。

また冒頭でも紹介しましたが、作業服をきていかにも職人風を装い、 「屋根の無料点検中です」 といって 屋根に登り、「これは危険な状態です。すぐ修理してあげましょう」 と法外な修理費を要求するというのが あります。 一般の人が簡単に屋根に登れないのを逆手にとった悪質な手口です。 もしもそのように言われたら(そんな事言われたら不安ですよね)、その場で『ではお願いします』と 依頼するのはやめましょう。 とりあえず、見積りをつくってもらえるように上手に頼んで (この手の業者は強引な人も多いので、負けないように)、他の業者にも来てもらって、本当に、そんなに危険な状態なのか見てもらいましょう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.atomhouse.jp/mt/mt-tb.cgi/17

コメントする

このブログ記事について

このページは、有限会社アトムハウスが2011年2月 7日 16:24に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「見積りをもらったが、高いのか安いのかわからない。」です。

次のブログ記事は「屋根検査」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。